修正の次の記事が告知というのもアレな感じですが…

タイトルの通り、夏のコミケで本を出します。
スペースは3日目(8月14日(金)の西館、ま16aになります。
タイトルは『武装舟艇隊奮戦記 -広東作戦と陸軍舟艇の一断面-』です。
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1938年の広東攻略作戦で編成された、海上トラックという総トン数が数百トン程度の小さな船に火砲を積んだ陸軍部隊の本です。
イメージですが、大きさ的には下の写真に写っている貨客船あおがしま丸(総トン数460トン)くらいです。ちなみに奥にいるのはかめりあ丸(総トン数3,751 トン)です。
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そんな海上トラックに、例えば十四年式十糎高射砲(下写真)のような火砲を搭載した部隊が武装舟艇隊です。十四年式十糎高射砲は日本陸軍では貴重な10センチ級高射砲で、武装舟艇隊には4門が配備されました。
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その作戦のために部隊を編成するからには、何らかの意図や目的があるはずです。
この部隊で何をしたかったのか?その結果はどうだったのか?
部隊の短い一生を概観しながら、そんなことを書いた本です。

表紙

以前書泉ミリタリーマーケットで出した『現存する日本戦車写真集 -Ropkey戦車博物館編-』も持っていきます。
本の紹介記事はこちらです。
夏の暑い盛りではありますが、興味がある方や近くを通る方は是非お越しください。